こんにちは!
会社組織における人間関係の
プロデュース
バイスタンダー代表
磯部 晋吾です。
ある、歯科医院へ定期的に
チーム力向上の研修に
行かせてもらっています。
そこに関わらせていただく
きっかけになったのは、
医院長から
スキルや環境、患者さんの治療のことでは
あまり心配はしていないのですが、
実は、スタッフとの関わり方や
せっかく働きに来てもらえても、
辞めていかれるのはどうすればいいのやら・・・
という相談を受けたことが始まりでした。
数年前、スタバで医院長の話を聞くこと2時間。
ぜひ、私に関わらせてもらえませんか?
という流れで始まりました。
今では、月一回、スタッフとランチミィーティングと称して
お昼を食べにいくようになっています。
どのように、スタッフとコミュニケーションをとればいいのか
悩んでいたのが嘘のようです。
これも、研修を重ねる中で、
もっとより良い職場にするためには?
というバズセッションをおこなった時
スタッフから話が出てきた案の中の1つを取り上げ
医院長がやってみよう!
ということで始まりました。
毎回、順番にスタッフが地域のお店を
探すのを楽しみにしているそうで、
会話も増えていい感じになっています。
そのかいもあってコミュニケーションも
よく取れるようになり、
一体感が生まれています。
そんな雰囲気が出来上がってきましたので
今回は
「スタッフ同士の知らない一面を知ろう!」
そして、
「より親近感をチームに!」
をゴールに設定し
じゃじゃーん
「人生すごろく〜金の糸〜」
で研修を進めていきました。
人生すごろく?
大人がすごろく???
簡単に言うと
小学生時代、中学生時代、高校生時代、大学生時代の
4つの時代の思い出を話す、すごろくです。
京都産業大学の学生グループが発案し、
日本キャリア開発協会(JCDA)が
約1年かけて練り上げた、
自己探索ゲームなのです。
大学生向けの就職活動における、
自分とは?
「自己分析って何をやればいいの?」
「自己分析するのって難しい」
という声から開発されたものなのです。
就職活動において、
自己PRにおいても、
企業が公表する「求める人材像」に
合わせようとして、
「偽った自分を無理やりPRしてしまう」
という学生がかなりいるそうで、
これらの結果として生じているのが、
「採用試験に通らない」
「入社してもすぐに辞めてしまう」
「結局この先どうしていけばいいかわからない」
という現象。
何のために働いているのか?
これが不明確のまま、単なる
ライスワーク(ご飯を食べるために働く)
になってしまっている社会人。
これって、どこへ行き着くかと言うと
自己理解不足にたどり着くんです。
それを、今回、チーム力向上として
やっていきました。
また、普段職場で一緒に働いている人のこと
どれくらい知っていますか?
と聞かれて、多くの人は
意外と知らないことだらけなのです。
どんな趣味を持っているの?
将来の目標って?
高校生の頃って何をしていた?
では、中学生の頃って?
ましてや、小学生の頃ってどんなことをして
すごしていた人なの?
それを、この人生すごろく〜金の糸〜で
アウトプットします。
例えば、小学生ころによくやった遊びって何?
のマスに止まったら、それについて全員がしゃべります。
すると、え?これって当たり前だと思っていたけど、
私の住んでいるところだけだったんだ!
とか、反対に
それ、私もやってた!
え!私も名前は違うけど、同じような遊びをやっていたわ。
などで、盛り上がる(笑)
小学校の時に、やり直したいこと
というマスに止まれば
「へぇ〜そんなことがあったんだ!」
とか、
「うぁ!その話、共感します。私もそうでした(๑>◡<๑)」
とどんどん相手のことがわかってくる。
と同時に、しゃべっている自分も
あれ?これって、今の仕事につながっているのかも・・・
と自己分析が行われていきます。
今回も大いに盛りがりました。
小学生時代で終わりましたが、
かなり好評だったようで、
次回は、中学生編をやっていくことに。
自分を知ることにかなり興味を持ってもらえた
時間となりました。
自律するには、まず自分を知ることから。
仕事でもプライベートでも、ついついやってしまう自分の失敗パターン。
こんなのも分析できちゃいます。
みなさんの組織でもいかがですか?
らしさを認め愛える組織づくりをお手伝い
バイスタンダー 磯部晋吾でした。
【人間関係・組織を改善する専門家】
コミュニケーションアドバイザー・教育アドバイザー
国家試験キャリアコンサルタント
帝王學STR(素質適応理論)インストラクター&ファミリーアドバイザー
教育者のためのTA(交流分析)塾 運営
日本ライフセービング協会公認 上級ライフセーバー
教育現場で27年以上学び続けた “自分を知る心理学”
をベースに理論で終わらさず、小中高等学校の学校現場で実践活用し続けてきました。
今まで小中高校生約6000人と関わる。
1〜6年生全ての担任を経験するなかで、心を育む独自の学級経営論を確立。
人材教育のために心理学や統計学、量子力学を勉強し、個々に持っている素質や本質、個性を活かせる指導を実践。
現場で培った経験と管理職として培った、学校経営や組織の動かし方、危機管理対応、保護者対応のノウハウを活かし、現在若手教員を育成する。
著書
「小学生救命隊 今日からバイスタンダー 」
「心を育む35のたね」