まねるって だめですか?

教育プロコーチ

STRで、良き人間関係を!

教育プロコーチ べっちです

 

 

諸説あるのですが、「学ぶ」の語源は、

 

真似る→まねぶ→学ぶ

と言われています。

 

 

子ども達の

 

活動の中で、○○さんに真似されたムキー

 

と訴えて来る時があります。

 

 

その子にしてみれば、自分が考えてやっていたことを、

 

真似されたわけですから、面白くないわけです。

 

 

気持ちは良くわかます。

 

 

しかし、少し見方を変えてみましょう。

 

 

どうでもいいことを人は真似するのでしょうか?

 

 

「おっ!いいな」

 

と思えるからこそ、

真似たくなるんです。

 

つまり、認められたわけです。

 

 

世の中にニセブランドが出回るものや、

ヒット商品が出た時に、

 

メーカーは、

こぞって同じような商品を

 

 

名前を変えて世の中に出してきます。

 

 

つまり、良いから真似るわけです。

 

もちろん、100%の完全コピーはいけません。

 

倫理に反します。

 

 

昔の言葉で、「守破離」というものがあります。

 

これも、「守」とは、師匠のやっている

 

ことを弟子が徹底的に真似することでした。

 

世の中にあるものは、ほとんどが先人達の知恵の真似です。

 

それに、工夫をくわて変化されたものが、現代に続いています。

 

 

教育に話を戻しましょう。

 

 

もし、これからの人生で

 

「真似された!(プンプン( ̄^ ̄)」

 

となった時は、

 

「あっ!私、この人に認められたんだ(^∇^)」

 

と思ってみませんか?

 

そうすることで、相手の印象が随分違って見えるかもしれませんよ。

 

思考が変われば、目の前に起きている見え方が変わります。

 

「(あなた)真似せんといてプンプン

 

と今まで言っていたことが、

 

「真似してくれてありがとう!(わたし)嬉しいかもラブ

 

と言えるかもしれません。

 

「でも、全く同じのは、嫌だから、真似してくれていいけど、

自分なりにそこに工夫してね!」

 

とも言えるかもしれません。

 

相手を変えず、自分を変える。

 

これを主体変容といいます。

 

かなり難しいことですが、10回に1回だけでも、

 

できれば、人生が大きく変化すると思いませんか?

 

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この記事を書いた人

【人間関係・組織を改善する専門家】

コミュニケーションアドバイザー・教育アドバイザー

国家試験キャリアコンサルタント

帝王學STR(素質適応理論)インストラクター&ファミリーアドバイザー

教育者のためのTA(交流分析)塾 運営

日本ライフセービング協会公認 上級ライフセーバー

教育現場で27年以上学び続けた “自分を知る心理学”

をベースに理論で終わらさず、小中高等学校の学校現場で実践活用し続けてきました。

今まで小中高校生約6000人と関わる。

1〜6年生全ての担任を経験するなかで、心を育む独自の学級経営論を確立。

人材教育のために心理学や統計学、量子力学を勉強し、個々に持っている素質や本質、個性を活かせる指導を実践。

現場で培った経験と管理職として培った、学校経営や組織の動かし方、危機管理対応、保護者対応のノウハウを活かし、現在若手教員を育成する。

著書

「小学生救命隊 今日からバイスタンダー 」

「心を育む35のたね」

 

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